マイナビジョブ20‘sとマイナビエージェントにどういった違いがあるのか気になっていませんか?
特に、現在が第二新卒という立場なのであればなおさらだと思います。
マイナビエージェントの公式サイトには「第二新卒の転職ならマイナビエージェント」と歌っていますし、マイナビジョブ20‘sは第二新卒に特化した転職エージェントで売り出しています。
なので、2つのサービスに違いなんてあるのだろうかと疑問に思っている人も多いでしょう。
しかし、結論から言うと2つのサービスはおすすめできる人が全く違います。
変に2つのサービスで、あなたに合っていない方を選んでしまうと自分を安売りしてしまうリスクも。
そこで、本記事では2つのサービスの基本的な違いから、特徴の違いまでも徹底比較していきます。
どちらのサービスを利用すれば良いのか迷っている方は参考にしてください。
今すぐどっちか登録したい方へ
今すぐどちらのサービスを利用するべきか知りたいと思っている方もいるでしょう。
そんな方は、記事後半の「【結論】2つのサービス別におすすめな第二新卒者まとめ」を参考にしてどちらを利用するか決めてください。
【表あり】マイナビジョブ20‘sとマイナビエージェントの基本情報を比較
ここではまず、具体的に2つのサービスを比較する前に、基本情報を比較します。
マイナビジョブ20‘sとマイナビエージェントの求人数や、対応地域、対象としている人はどう違うのか気になる方は参考にしてください。
2つのサービスの基本的な違いをまとめた表は以下になります。
マイナビジョブ20‘s | マイナビエージェント | |
対象者 | 第二新卒 | 20代~50代(20代がメイン) |
求人数 | 約2500件 | 約20,000件 |
未経験の求人対応 | ○ | △ |
求人の特徴 | 未経験OKな求人が6割 | 前職のキャリアを活かせる求人になる |
対応地域 | 東京・名古屋・大阪 | 全国 |
電話対応の可否 | ○ | ○ |
基本的にはマイナビジョブ20‘sの方が第二新卒に特化しているだけ、利用者の守備範囲が狭いイメージになります。
求人数の少ないと思われるかもしれませんが、第二新卒に特化していると考えると少なくはありません。
ちなみに、マイナビジョブ20‘sが提示する第二新卒は一般の定義とは変わってきます。
第二新卒が定義している第二新卒は以下にまとめました。
マイナビジョブ20‘sの第二新卒定義
- 契約・派遣社員の就業経験
- 留学などで何かしら就業経験が遅れた方
なお、学校卒業1年~3年の人のみ
このように正社員ではない人も第二新卒の扱いになるのです。
マイナビエージェントはそういった第二新卒の縛りなどがなく、色々な社会人に対応してくれるイメージになります。
マイナビジョブ20‘sとマイナビエージェントの特徴を徹底比較
ここではより2つのサービスをさらに詳しく比較していきます。
比較する内容は以下になります。
それぞれ比較した時にどのような違いがあるのかを詳しく解説していきます。
あなたの求めている転職を実現したい方は参考にしてください。
強い業界や職種の求人
マイナビジョブ20‘sの強い業界と職種トップ3は以下にまとめました。
強い業界・職種Top3
【マイナビジョブ20‘sの強い業界Top3】
- サービス
- メーカー
- IT
【マイナビジョブ20‘sの強い職種Top3】
- 営業
- 事務職
- 販売員
このようにマイナビジョブでは業界の需要が高まっているIT業界であったり、キャリアが未熟な人でも働き始められる職種が多かったです。
大体、業界と職種とともにTop3で半分以上(約6割)の求人割合を占めている形になります。
では、マイナビエージェントはどういった、職種や業界に強みがあるのでしょうか?
下記に簡単にまとめました。
強い業界・職種Top3
【マイナビジョブ20‘sの強い業界Top3】
- IT
- メーカー
- サービス
【マイナビジョブ20‘sの強い職種Top3】
- IT職(エンジニアなど)
- 経営・企画・管理部門全般
- 電子・電気・機械・反動系
マイナビエージェントも強い業界はそこまでマイナビエージェントと比率なども変わりありませんでした。
しかし、職種の方はマイナビジョブ20‘sとは違い、正社員として働いたキャリアが必要なものが大半になります。
なので、Top3の職種だけで半分以上の求人割合にはならず、ランク外の営業職なども同じくらいTop3の求人と同等数の数が確認されました。
このことからわかるのは、マイナビエージェントは20代以上のキャリアがある人全般を対象サービスということです。
キャリアカウンセリングの仕方
まず、マイナビジョブ20‘sのキャリアカウンセリングの特徴は以下になります。
カウンセリングの特徴
- パーソナリティを重要に見てくれる
- 将来的に何をしたいのか聞いてくれる
- 適正診断を元にカウンセリングを進める
主にマイナビジョブ20‘sの利用者はキャリアが未熟な人です。
なので、将来的にどうしていきたいかなど、キャリアプランの「0→1」を一緒に考えてくれる対応になります。
反対にマイナイエージェントのキャリアカウンセリングの仕方は以下にまとめました。
カウンセリングの特徴
- スキルや実績の棚卸をしてくれる
- どういった求人が狙えるのかを話す
- 利用者の経験をもとにキャリア構築を提案をする
このように、マイナビエージェントの利用者は「0→1」のキャリア構築はすでにできている人が多いです。
なので、キャリアカウンセリングも「1→」をいかに増やせるかにフォーカスをおいたやり方になります。
2つのキャリアカウンセリングは同じ会社が運営しているだけあって、話の進め方や利用者への接し方は似ています。
しかし、アドバイスの内容は全くの別物と考えたほうが良いでしょう。
キャリアを活かした転職ができるのは?
続いてはキャリアを活かした転職はどちらを利用するべきについて解説していきます。
正直、キャリアを活かした転職に関しては、断然マイナビエージェントです。
というのも、保有している求人やキャリアカウンセリングの仕方などを踏まえても、全てがマイナビエージェントに軍配が上がるからです。
しかし、中には今の業界・職種は変えずに転職したいが、第二新卒でキャリアもない人もいます。
2年以上同じ会社に勤めていればマイナビエージェントを利用できることもあります。
しかし、入社して1年目などの方は高確率で利用を断られます。
なので、そういった場合は、マイナビジョブ20‘sを利用してみて良い求人がなければ、自分のキャリアを活かせる転職エージェントを利用するのがおすすめです。
サポートの仕方に違いはあるのか?
基本的にサポートの仕方に大きな違いはありません。
2つのサービスは以下の流れで利用者の転職活動をサポートしてくれます。
簡単な流れ
- キャリアカウンセリング
- 求人紹介
- 書類・面接対策
- 内定
- 入社までのサポート
ただし、ここで2つのサービスに大きな違いは、転職初心者向けのセミナーやマナー講座などが「ある」「ない」の違いです。
これらのセミナーなどのサポートはマイナビジョブ20‘sに全て含まれていますが、マイナビエージェントではありません。
というのも、第二新卒者の方はどうしても正社員としての経験が少ない、または短い方が多いからです。
給与が高い求人の多さ
いくらで給与が高いと感じるかは人それぞれになります。
しかし、全体的な求人の年収はマイナビエージェントに軍配が上がります。
ただし、注意点として「年収が高い求人が多いからマイナビエージェントに登録しよう」という行動をとらないでください。
というのも、マイナビエージェントの求人は大前提として、キャリアがある人向けの求人になります。
転職して即戦力になれるからこそ、マイナビジョブ20‘sより給与が高めに設定されているのです。
下手に給与だけ重視して、マイナビエージェントの面談を申し込むと後日に、
「紹介できる求人はありません」
という内容で利用を断られて時間を無駄にするのがオチです。
なので、今までの自分のキャリアを考えた上で、どちらを利用するか決めることが大切になります。
【よくある質問】第二新卒でもマイナビエージェントは利用できるのか?
新卒でもマイナビエージェントの利用は可能です。
実際に、公式サイトでは以下のような記載もされています。
上記のように利用することは可能です。
しかし、人によっては利用を断られることもあります。
第二新卒でも利用を断られる人の特徴は以下にまとめました。
利用を断られる人の特徴
- 転職回数が多い
- 第二新卒でも1年目
- 正社員経験がない
- スキルがない
上記に当てはまる人は利用しても断られることが多いです。
なので、マイナビジョブ20‘sを利用したほうが良いでしょう。
【結論】2つのサービス別におすすめな第二新卒者まとめ
細かくマイナビジョブ20‘sとマイナビエージェントの違いが分かったと思います。
ここではそんな2つのサービスのおすすめな人を紹介します。
まず、マイナビジョブ20‘sの利用がおすすめ人は以下になります。
マイナビジョブ20‘sがおすすめな方
- キャリアが未熟 or 正社員経験なし
- まだ、正社員になって1年目
- 未経験の職種でもあり
- 0からキャリア構築したい
そして、マイナビエージェントの利用がおすすめな人は以下になります。
マイナビエージェントがおすすめな方
- 入社して2年は立っている
- キャリアを活かしたい
- 年収アップもできれば実現したい
このように、同じ会社の運営しているサービスでも、全く対象としている人が違います。
一見、どちらのサービスも第二新卒を歓迎しているサービス。
しかし、利用するサービスを間違えると、転職後に後悔してしまうリスクがあります。
なので、しっかりと自分に合ったサービスを見極めて、転職活動の質を上げていきましょう。
2024年は転職エージェントが必須!
転職サイトを見れば求人はたくさんあります。しかし、優良企業はごくわずかなんですよね。。。
働いてみるとブラック企業…ということがあるのも現状です。
また、コロナの影響もあり優良な求人は減っています。
できるだけ情報を掴んで求人を探す必要があります。
今、転職を成功させるためには、転職エージェントが必須の時代です。
ただ、転職エージェントは100を超える会社があります。
おすすめのエージェントや選び方については↓でまとめているのでチェックしてみてください。
エージェントはもちろん無料で利用できるので、少しでも良い企業に転職したい場合は、使っておいて損はないでしょう。
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